TOTOは15日、東京都渋谷区にあるビジネスユーザー向けの提案施設「TOTOテクニカルセンター東京」をリニューアルした。同センターは、ビジネスユーザー向けに水回りの最新情報の発信、提案を行う施設として1996年に開設。現在国内では東京、名古屋、大阪、福岡の4拠点を有している。
リニューアルのテーマは「Fine&Flow」。「自由かつ繊細な美しい水のふるまいと途切れのないシームレスな遷移」を表現し、水回りのプロフェッショナルならではのこだわりと、同社の確かな品質を発信。そして、デジタル時代にあるべき提案施設を目指した。
今回のリニューアルでは、(1)ストーリー性(2)インタラクティブ(3)ホスピタリティの三つの要素をもとに設計、デザインを行った。また、柔軟かつ多彩な提案活動を可能にするため、デジタルインフラを強化。デジタル技術を駆使し、実機を使用した展示を行うことで、同社独自のテクノロジーをより体感できるようになった。
同社のこれまでの取り組みや歴史を展示する「ブランドウォール」は、大型タッチパネルモニターと手元のタブレットコントローラーを駆使し、用途ごとの事例検索や拡大表示しながら相互コミュニケーションをよりインタラクティブに図れる機能を強化。そのほか、同社の基幹技術を体験できる「技術展示コーナー」などもリニューアルした。なお、従前から設置している「商業施設コーナー」「オフィスコーナー」は、これまで通り展示されている。
「今後も専門家のお客さまとの共創から生まれる、快適さと環境に配慮した水回り空間を国内外に広めていく」と同社。
エントランス
技術展示コーナー