
公益財団法人日本交通公社は、調査研究に基づき旅行市場の動向や展望を解説する「第32回旅行動向シンポジウム」を10月27、28日にオンラインで開催する。テーマは「コロナ禍からの再起動に向けて」。参加者は、観光による地域振興に取り組む、観光行政の担当者、観光関連団体、観光事業者などを対象とする。
27日は市場編として、世界における観光の回復状況や諸外国の取り組み状況、日本における観光の状況や、国、地方公共団体、地域の事業者の対応状況などを解説。withコロナにおける日本人旅行者の国内旅行の実態と旅行意識や、外国人旅行者の訪日旅行に対する意識なども、独自調査の結果を基に示す。
28日は観光地編。コロナ禍からの再起動にあたり不可欠な「地域社会と調和する観光」に焦点を当て、国内外の事例などを交えながら今後のあり方を考える。
参加の申し込みは9月21日から同財団ホームページで受け付ける。参加費は無料。