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近畿日本ツーリスト(KNT)と角川マガジンズが共同出資するティー・ゲートは12日、富裕層の訪日中国人向けに中国で配付する中国語・簡体字のフリーマガジン「日本自遊行プレミアム」=写真=を創刊した。中国人FIT層として期待される中でも特に1980年代生まれの「バーリンホウ(80后)世代」をメーンターゲットに、自宅に直送する。高級温泉旅館やスパ、メイドインジャパンブランドなどの情報を特集し、日本への旅行ムードを盛り上げたい考えだ。
角川ホールディングス・チャイナの100%子会社で、香港に法人を置く角川グループの角川洲立出版(亞州)有限公司との共同事業。ティー・ゲートが日本国内での編集、制作、広告などを、角川洲立出版は発行元として、簡体字翻訳、デザイン、印刷などを担当する。
中国郵政の協力の下、中国から香港への旅行者に向けたフリーマガジン「香港自遊行」を年4回発行している角川洲立出版のノウハウを利用。
中国郵政と組んで抽出した訪日旅行者のリストを活用して、北京、上海、広州、大連在住の、09年1月〜10年10月に訪日旅行をした富裕層の自宅に、中国郵政からダイレクトにフリーマガジンを配送する。フリーマガジンには中国郵政のロゴマークが入る。
発行時期は4、7、9、12月の年4回で、配付部数は5万部。版型はA4オールカラーで、ページ数は44〜52ページ。
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