一般社団法人グッド・チャリズム宣言プロジェクトは14日、岩手県陸前高田市と共催し、トップツアーが企画、運営に加わっている東日本大震災復興支援サイクルイベント「ツール・ド・三陸サイクリングチャレンジ2013inりくぜんたかた・おおふなと」が、スポーツ健康産業団体連合会、日本スポーツツーリズム推進機構主催の第2回スポーツ振興賞「スポーツとまちづくり賞(日本商工会議所奨励賞)」を受賞したと発表した。
スポーツとまちづくり賞は、スポーツによるまちづくりに貢献した団体・グループに与えられる賞。ツール・ド・三陸の活動は、出場者が地元住民と交流することで、地域再生に大きな勇気を与えたとして高く評価された。
ツール・ド・三陸は、第2回目として昨年10月6日、出場者約700人、来場者約4500人が集まり、陸前高田市内のコースで開催された。環境にやさしく健康的な自転車イベントの開催で地域振興と広域観光の推進を継続的にサポートする。
参加者はタイムを競うのではなく、ゆっくり自転車を走らせることで現状を広く知り、地元の住民との触れ合いを楽しんだ。また、運動の機会が減った子ども向けの「自転車教室」の開催やグーグルによるストリートビュー撮影などの取り組みも評価された。
昨年の大会の様子