
タップ ホスピタリティ ラボ 沖縄、6月30日オープン
ホテル・旅館専門の総合エンジニアリング会社のタップ(東京都江東区、林悦男代表取締役会長兼社長)は30日、沖縄県うるま市に実証実験ホテル「タップホスピタリティラボ沖縄(以下、THL)」を開設する。
THLは地上7階建て、総客室数38室。沖縄県が国内外の情報通信関連産業の一大拠点となるために進めているプロジェクト「沖縄IT津梁パーク」内に新築した。THLの主な目的は宿泊施設の生産性や顧客満足度の向上。ロボットなどの最新テクノロジーを宿泊施設に導入するための実証実験を、タップを主体とする「産官学」の連携で行っていく。
産業界からは、パナソニック、日立製作所、三菱電機、ソフトバンク、シャープなど60社が”THLアライアンス”企業として参画。沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)、沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)、琉球大学工学部、沖縄高専(国立沖縄工業専門学校)との連携を計画中。