タップユーザー会に600人 観光論文の表彰式も


2023年度タップユーザー会

 ホテル旅館を中心とする総合エンジニアリング会社のタップ(東京都江東区、林悦男会長兼社長)は11月27日、同社ホテルシステムのユーザーを主な対象者とした「2023年度タップユーザー会」を帝国ホテル東京で開いた。約600人が出席した。

 林会長は同社の現況について「創業36年で、従業員数は350人、外国籍社員比率は26%。1600軒・26万室で当社のPMS(ホテルシステム)をご利用いただいている」と報告。今後の展開については「現在のPMSはホテルスタッフが操作しているB2Bシステムだが、スマホなどからゲストが操作するB2Cシステムの時代が間もなく到来する。システムを操作する全ての人の体験価値向上を目指していく」と説明した。続けて「ユーザー数を拡大することで低コスト化をさらに進める。その利益は最先端のシステム投資に振り分けることで、ユーザーの皆さまに還元する」と宣言した。


2023年度タップユーザー会

 基調講演では、インバウンドコンサルティング会社、やまとごころの村山慶輔社長が「今後の観光・宿泊産業の持続可能性を考える」で登壇。昨今の訪日客の変化について「日本初心者が増加している。訪日客は多様化しており、特に欧米、中東からのゲストに対する対応力が重要となってくる。初来日客にはやはりゴールデンルートが人気だ」と指摘した。宿泊事業者が今後とるべき対応については「改めてターゲットを考えることが必要。インバウンドはブームではなくトレンドだが、インバウンド一本足打法はリスクとなる。経済的なメリットだけでなく、文化・伝統の継承の意義なども考慮してほしい」と指南した。

 当日は、観光論文コンテスト「第16回タップアワード」の表彰式も実施した。最優秀作品として、工学院大学建築学部まちづくり学科卒業の望月雄登氏の「観光ルートにインセンティブを付与するアプリの提案―観光客分布の最適化とオーバーツーリズムの緩和―」が「奨励賞」を受賞。望月氏は、壇上で論文内容についてのプレゼンテーションも行った。


観光論文コンテストで最優秀賞を受賞した望月氏(前列中央)と選考委員の各氏

 
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