
TBグループ(東京都文京区、村田三郎社長)の100%子会社のスマートヘルスネットは2023年6月1日、第3種旅行業登録を完了した。今後は中国及びシンガポール、中近東の旅行会社や医療関連事業者と提携して集客の強化を図るなど、医療ツーリズムサービスを推進する。
TBグループは社是として「喜んでもらう喜び己も喜びたい」を掲げ、顧客満足度を高めるとともに、環境、健康、観光分野でオリジナリティの高いビジネスモデルを創りニッチトップ経営を目指しております。
第3種旅行業は、受注型企画旅行や手配旅行、他社の募集型企画旅行の代理販売、相談業務であれば、海外旅行も扱えます。受注型企画旅行であれば海外・国内の両方を地域の制限なしに取り扱うことできるものです。
スマートヘルスネットでは中国(北京、上海、厦門、成都、広州、香港)及びシンガポール、中近東の旅行会社や医療関連事業者と提携して集客の強化を図ります。また、オンライン診療を含むコミュニケーションシステムをWeChatや各種SNSベースで構築し、有名大学のドクターや日本在住の中国人医師免許及び介護資格保持者の協力を得てきめ細かな医療ツーリズムサービスを推進いたします 。
なお、第1 種旅行業者しかできない「募集型企画旅行」(注1)についてはメディカルツーリズムの取り扱いに関する基本契約を締結した株式会社JTBの医療コーディネーター部門ジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター(JMHC)を通じて、パッケージ型医療ツーリズムツアーの募集は進める見通しです。
注1)募集型企画旅行とはあらかじめ旅行業者が旅行計画を作成して、旅行者を募集するタイプの企画旅行のことです。具体的には旅行代理店が扱うパッケージツアーなどが、これに当たります。