ジャルパック、下期国内の目標1%増79万人


商品を紹介する藤田社長

 ジャルパックは7月19日、2017年度の下期の国内・海外商品の発表会を東京都品川区のジャルパック本社で開催した。取り扱い目標は、国内が前年比1%増の79万2千人、海外が同2%減の10万1千人とした。

 商品発表会では、藤田克己社長が下期について「国内は訪日需要が落ち着き、仕入れの逼迫や価格の上昇も落ち着いてきた。週末など高需要期は厳しい環境が続いているが、JALグループの力を生かした商品を展開していく。海外は、JALの機内仕様のプレミアム化に伴う、エコノミーの座席減少の影響を受けるだろう」と述べた。下期の強化ポイントとして、国内は9月以降の機内Wi―Fiサービスの無料化の継続やJALのラウンジが利用できることなどを挙げた。海外はJALビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスの専用商品の企画造成や付加価値の向上などを挙げた。

 下期国内商品では、JALがオフィシャルスポンサーを務める東京ディズニーリゾートのオリジナル商品を企画。11~12月のパレードを指定エリアで観覧できるツアーやJAL限定の貸し切りイベントに参加できるツアーを設定した。

 下期海外商品では、JALが9月に開設する成田―コナ(ハワイ島)線、成田―メルボルン線を活用したツアーなどを設定する。

 上期国内の取り扱いは2%増の76万6千人、上期海外は1%増の10万2千人の見込みとした。

 また、上期については「国内は、九州での地震の影響もあったが復調してきている。JALダイナミックパッケージの売り上げも順調で、国内は堅調に推移している。海外は、為替や燃油費用が安定し、テロの不安も落ち着いた。ヨーロッパが上向き、アジア、台湾も堅調」と説明した。

 
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