シンガポール航空は16日、ボーイング737-8の新機内プロダクトを発表した。
シンガポール航空のボーイング737-8は、ビジネスクラス10席、エコノミークラス144席の2クラス制・計154席で構成されており、新しい機内プロダクトはシンガポール航空のお客様のために特注された部分が備わっています。
倒すとフルフラットになるビジネスクラスの座席は、ロンドンを拠点とするファクトリーデザイン社(Factorydesign)が設計し、トンプソン・エアロ・シーティング社(Thompson Aero Seating)がシンガポール航空のために製造しています。エコノミークラスの座席には、コリンズ・エアロスペース社(Collins Aerospace)製の最新型スリムシートを採用。ボーイング737-8の客室は、人間工学に基づき、お客様の手の届くところにすべてのものが備わるように設計されています。
同機には、パナソニック社製のシートバック型機内エンターテインメント「Xシリーズ」が搭載され、お客様はクリスワールド(KrisWorld)の最新コンテンツを楽しむことができます。さらにパナソニック社製の機内Wi-Fiやモバイルデータ接続サービスも搭載されています。
シンガポール航空は、ナローボディ機で運航する短・中距離路線のサービスをさらに格上げすべく、業界をリードする新しい機内プロダクトの開発、設計、搭載に約2億3,000万シンガポールドルを投資しています。
シンガポール航空のボーイング737-8は、今後数週間以内にブルネイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、モルディブ、ネパール、タイをはじめとする同社ネットワークの短・中距離路線に順次就航します(関係当局の認可を前提とします)。フライトの詳細については、追って発表します。