ゆこゆこホールディングスは、新型コロナウイルス感染症の影響によるシニアの行動や消費意向を明らかにするため、ゆこゆこネットの会員に「新型コロナウイルス感染拡大による生活への影響調査」を実施し、その結果を4月24日に発表した。「現在の外出自粛の状況」を聞いたところ、全年代の94%が何らかの外出自粛を行っていることが分かった。
特に年代が上がるほど「かなり外出の自粛をしている」という回答が増えており、70代以上では66%が外出の頻度を抑えていた。一方で、20代以下でも55%が「かなり外出の自粛をしている」と回答しており、若者も外出自粛要請に積極的な姿勢が見受けられる。
また、「お金の使い方の変化」について聞いたところ、60代以上のシニアでは、「支出が減った」が40%台前半、「特に変わらない」が40%台後半を占め、支出を増やさず生活をしているシニア像が明らかになった。50代以下では「支出が増えた」という回答も2割~3割を占めている。「支出が増えた項目」を聞いたところ、全世代で「食料品」や「日用品」の支出が他の項目よりもかなり増えている。特に子育てを現役で行う30~50代では、生活必需品への支出が増えている。
調査は4月10~17日に実施した。有効回答数は9672人。