
ビアボール
サントリービールはこのほど、炭酸水で割って自分が好きな濃さのビールをつくる「ビアボール」を発売すると発表した。業務用の中瓶(500ミリリットル入り)は10月4日からの全国発売となる。
ビアボールの作り方は(1)グラス、氷、冷やしたビアボールと炭酸水を用意する(2)氷をグラスいっぱいに入れて、炭酸水、ビアボールの順に入れる(3)最後にマドラーなどで軽く1回混ぜたら完成―の流れ。
同社では、炭酸水が3、ビアボールが1の割合を推奨しているが、何といっても自身の好きな濃さで楽しめる点が最大の特徴だ。また、炭酸水を入れずに氷と、ビアボールでつくる「ビアロック」も提案している。
ビアボールのアルコール度数は、同社ビールとしては過去最高となる16%を実現。氷を入れ炭酸水でつくってもしっかりと感じられるビールのおいしさに加え、時間が経過しても崩れない味わいと香りのバランスが特長という。
パッケージは、ターコイズブルーを基調に、シズル感のあるビールをイメージしたブランドロゴを中央に配した。
サントリービールによると近年、ライフスタイルや価値観とともに、酒に対する向き合い方も多様化が進んでいるという。また、ビール市場は2004年以来17年連続で前年割れが続いており、消費者がビールに求める価値も変化していると考えている。
その中で同社では、「新しいビールの文化をつくりたい」という思いからビアボールを開発。新たなカテゴリー創出に挑戦し、市場の活性化を図るとしている。
ビアボール