サントリーホールディングスは7日、長野県と包括連携協定を締結した。複数分野にわたるさまざまな活動を相互連携しながら推進し、持続可能な社会を目指して、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展を図ることを目的としたもの。
「長野県内に、サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場、サントリー塩尻ワイナリーという生産拠点を置く地元企業として、長野県とともに『しあわせ信州』の実現に向けて、さまざまな活動を推進する」と同社。
包括連携協定の主な内容は、「水源涵養力の高い森林環境づくり」「水や農産物の新たな利活用とブランディング」「環境保全と次世代への啓発および循環型社会の形成」「地域の活性化に向けた魅力拡大」の四つ。
森林環境づくりに関しては、「森林(もり)の里親制度による森林整備支援」や「森や水に関する研究・交流」を推進。水や農産物に関しては、「『水』をキーにしたブランディング」や「サントリーのワインぶどう栽培、ワイン造りと連携した県内ワイン振興」などに取り組む。