サントリー酒類は5月29日、シングルモルトウイスキー「山崎」と「白州」の新ラインアップを発売する=写真。世界でも高く評価されている両ブランドの特徴を持ちながらも飲みやすさを追求した。山崎ブランドからは14年ぶり、白州ブランドからは4年ぶりの通年販売の新商品となる。それぞれ、700ミリリットル、350ミリリットル入りを用意した。
同社が保有する多種多様な原酒の中から、貯蔵年数にこだわらず香味設計に適した原酒を選択し、従来品に比べ安価を実現した。希望小売価格は、700ミリリットル入りが税別3500円、350ミリリットル入りが同1750円となっている。
山崎は、「ワイン樽貯蔵モルト」を使用し、同ブランドの代名詞でもある「ミズナラ樽貯蔵モルト」など複数の原酒と混ぜ合わせた。やわらかく華やかな香りと甘くなめらかな味わいが特徴だ。
一方の白州は、みずみずしくほのかな煙の香りを備えた「ライトリーピーテッドモルト」と白州らしい複雑さと奥行きを持つさまざまな原酒を混ぜ合わせた。フレッシュな香りとさわやかで軽快な切れのいい味わいが特徴という。
同社では、今回の新ラインアップ発売の狙いを「ハイボールをきっかけにウイスキーに興味を持った人に対し、プレミアムウイスキーも親しんでもらうため」と説明。「今後もウイスキーファンのさらなる拡大に向けた活動を展開する」としている。
問い合わせ先は、サントリーお客様センター(TEL0120・139・310)。