
観光庁は3月8日、「サステナブルな観光コンテンツの高度化モデル事業(実証事業)」の公募を開始した。サステナブルな観光コンテンツを通じて、観光利用を地域資源の保全に還元するための好循環の仕組みづくりを行うとともに、旅行者の体験価値・満足度の向上をめざし総合的なサービス水準の向上によるコンテンツの高度化をはかるもの。
申請は原則として地方公共団体または民間事業者等が連携する組織や団体、協議会などでおこなう。募集する実証事業は、国や専門家と協働し自然・文化・歴史・産業等の地域資源の本質を味わいながら、地域への貢献を実感でき、観光利用を地域資源の保全に還元する高付加価値な体験等のコンテンツの造成・提供を行い、インバウンドを含む観光客の消費額増加や体験価値・満足度向上をはかる事業であることが条件。特に質の高い専門ガイドの確保・育成等による総合的なサービス水準の向上を重視する。このほか、地域の持続可能性の向上に資する好循環への仕組みづくりの実装などを条件とした。
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