サカセ化学、地域防災EXPOに備えない防災「メタモプラス防災・変形シリーズ」を初出展

　サカセ化学工業(福井県福井市、酒井哲夫社長)は2023年6月28日から30日まで、地域防災向けの製品・サービスが集まる総合展示会「自治体・公共Week 2023 第２回地域防災EXPO」（東京ビッグサイト）に、新発売した「METAMO＋（メタモプラス）　防災・変形シリーズ」を出展する。日常生活で使うカート、ラックでありながら、災害時には簡易介助チェアや簡易ブースへと変形できる。

METAMO＋（メタモプラス）　防災・変形シリーズとは

一般的な防災備品は防災倉庫などに蓄え、「もしも」の時に取り出して使用する物がほとんどですが、いつ起こるか分からない災害に備え必要な品々を蓄えることは、スペース、費用の両面で大きな負担となります。そこで、サカセでは、身の回りで「いつも」使えて、「もしも」の時には、防災備品に変形できる２wayの商品として2023年3月29日に発売しました。

サカセは、医療機関向けのキャビネットやカートなどを主力商品とし、全国の多くの医療機関で採用頂いております。「METAMO＋　防災・変形シリーズ」は、これまでにヘルスケア市場で培った機能性や操作性、安全性、耐久性などの実績とノウハウを活かし、頑丈かつ安全であることに設計段階からこだわった ”備えない防災”を変形で実現する商品です。

METAMO＋　防災・変形シリーズウェブサイト

https://www.sakase.com/metamo/

出展商品

　カートタイプ

運搬や集荷、受付台、簡易な作業台に使用できる操作性・静粛性に優れた商品で、災害時には、アルミ製の部材を組み替え、カートの棚板をチェア部（座面と背もたれ）に置き換えることで変形が実現します。お年寄りや体の不自由な人、けが人らの介助チェアとして使うことができます。

カート→簡易介助チェアへの変形

　ラックタイプ

備品や書類、商品などの陳列、収納に使える商品で、災害時には、プライベート空間の確保ができる簡易ブースに変形できます。アルミ製部材を組み替えてブースのフレームを作り、付属のカバーを被せれば完成です。ラックから取り外した棚板は足元のスノコとして使用できます。非常時の更衣室や授乳室などに活用できるほか、撥水性に優れた生地と天井部に施した独自の雨流し構造により、屋外の手洗いスペース、簡易トイレスペースなどにも活用いただけます。

ラック→簡易ブース　変形の流れ

商品仕様

　カートタイプ

「いつも」は運搬や集荷、受付台、簡易な作業台に使用できるカート

「もしも」の時には簡易介助チェアへと変形

ＭＥ－ＣＴ０ＣＳ０

ＭＥ－ＣＴ０ＣＳ１Ｎ

簡易介助チェアへ変形

■価格

品番	価格
ＭＥ－ＣＴ０ＣＳ０Ｎ	￥92,000	（組立無し）※お客様による組立が必要です。
ＭＥ－ＣＴ０ＣＳ０Ａ	￥98,000	（組立有り）
ＭＥ－ＣＴ０ＣＳ１Ｎ	￥98,000	（組立無し）※お客様による組立が必要です。
ＭＥ－ＣＴ０ＣＳ１Ａ	￥104,000	（組立有り）

■カラー

■サイズ

●変形前（カート時）：W954×D562×H891mm

●変形後（チェア時）：W940×D562×H891mm

●キャスター：φ100mm

■材質

●フレーム：アルミニウム

●シェルフ：ポリプロピレン

●クリアシェルフ：アクリル

●ライナー：ABS

●その他樹脂部品：ポリカーボネート

■耐荷重

●変形前（カート時）20kg／段

●変形後（チェア時）チェア部　100kg

■変形までの流れ

①（左上）

カートタイプの原形。

普段は一般的なカート、ワゴンとして使ことができます。

②（右上）

備え付けの工具を使い、フレームを組み替えします。

③（左下）

棚板をチェア部（座面と背もたれ）に変形します。

④（右下）

非常時に使う簡易介護チェアへ変形。

頑丈かつ安全な設計で、大人を載せても安心して使うことができます。

ラックタイプ

「いつも」は備品や書類、商品などを陳列・収納できるラック

「もしも」の時には更衣室や授乳室などプライベート空間の確保ができる簡易ブースへと変形

ＭＥ－ＲＫ０ＢＺ0

簡易ブースへ変形

■価格

品番	価格
ＭＥ－ＲＫ０ＢＺ0 N	￥212,000	（組立無し）※お客様による組立が必要です。
ＭＥ－ＲＫ０ＢＺ0Ａ	￥221,000	（組立有り）