日本観光振興協会はこのほど、各都道府県の公式観光情報サイトの分析結果をまとめた。それによると、今年7~8月の閲覧者数トップ3は東京観光財団、びわこビジターズビューロー、新潟県観光協会だった。また、前年同期と比べ「観光協会」と検索する人が増えたことが分かった。
ネット行動分析サービスを提供する、ヴァリューズ社と手を組み、閲覧者などの利用実態を分析した。
トップ3の閲覧者数は「GO TOKYO」が51万7千人、「滋賀・びわ湖観光情報」48万3千人、「にいがた観光ナビ」36万7千人だった。ただ、前年同期と比べると閲覧者数はいずれも減少している。大きく伸びたのは「うどん県旅ネット」(香川県観光協会)で、2倍以上となる21万9千人が閲覧した。
年代別にみると、滋賀・びわこ観光情報は20、30代で1位、GO TOKYOは40、50、60代で1位に。20、30代の年代別閲覧者上位10サイトのうち、6サイトはスマートフォン(スマホ)からの閲覧が半数を超え、スマホでの情報収集が当たり前になっている状況がうかがえる。