コンサルタントのリョケンは9月5、6の両日、山梨県下部温泉郷にある旅館「下部ホテル」で、サービス技能向上講座「基礎技能マスター編」を開講する。コロナの影響から4年ぶりのリアル開催となる。旅館・ホテルで役立つ接客の基礎知識や、サポートが必要なさまざまな宿泊者への対応を指導する。
講師はリョケン専任アドバイザリーの大西ますみ氏。同氏は旅館・ホテルを中心に200軒、延べ10万人の研修実績を持つ。それぞれの現場に合わせた独自のプログラムを提案し、組織活性化や、人材育成における課題解決をサポートしている。
スケジュールは5日が、接客サービスの品質を高めるをテーマに、「サービスの心得と接客の基礎」「言葉の選び方、話し方」「料理提供のマナー」について学ぶ。
6日のテーマは、(1)信頼を回復するクレーム対応(2)サポートが必要な顧客への対応、ユニバーサルサービスの理解(3)インバウンド対応の見直し。また、会場となる下部ホテルの館内見学を予定している。
「1、2年目のビギナースタッフが知っておきたい、もしくは、抑えておきたいサービススキルの習得はもちろん、ベテランスタッフのサービススキルをアップデートすることで、現場でスタッフを指導するノウハウの獲得にも役立つ」とリョケン。
また、「心のバリアフリー認定制度」のバリアフリーに関する教育訓練に適応した研修プログラムも行う。
受講料は1人・税込みで一般参加が3万6千円、旅研くらぶ会員が3万1千円。1施設2人以上参加の場合は、それぞれ1人あたり5千円を割り引く。宿泊料・その他料金は相部屋利用が税込みで1人・3万4千円、同2人・個室利用が3万8千円、同1人・個室利用が4万3千円。
定員は25人。申し込み締切日は8月22日だが、申し込み状況により期日前に締め切りとなる場合がある。
問い合わせ、申し込みはリョケンTEL0557(83)2120、もしくは同社ホームぺージ(www.ryoken-jp.com)から。