読売旅行は1日、読売新聞デジタルサービス用のIDでオンライン予約など旅行のデジタルサービスを利用できる「ID共通化」の運用を始めた。これまで顧客にそれぞれ別のIDで各サービスを利用してもらっていたが、「ニュース閲覧から旅行予約まで幅広いサービスを、より便利に利用できるようになる」(同社)。
読売新聞グループ本社が進めるグループ内でのID共通化事業の第1弾。グループはプロ野球、遊園地、カルチャーセンターなど多様なサービスを展開しており、今後は同IDでログインできるグループ会社の会員サイトを増やす。
読売旅行はIDの顧客基盤に蓄積されたデータを活用して、各ユーザーの属性や趣味嗜好に合った、新しいデジタルマーケティングを展開する。
11月1~30日はIDの新規取得者らを対象に、同グループのポイントサービス「よみぽ」のポイント500よみぽ(500円相当)を抽選で2千人にプレゼントするキャンペーンを行っている。