クラブツーリズム、SDGsでの共創事例紹介 オンライン説明会に300人参加


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クラブツーリズム地域共創事業部は10日、第3回オンライン説明会「クラブツーリズムと共創するSDGs~持続可能な地域づくりに必要なこと~」を開催した。セミナーには自治体や観光関係者ら約300人が参加。同社が考える持続可能な観光ツアーや実現に向けた取り組みなどを紹介した。

地域共創事業部は、地域のコンテンツの開発、着地型旅行商品の企画販売、人材育成や調査事業を行うなど、地域が抱える課題解決を通じて地域活性化に寄与する地域創生の専門組織。

セミナーでは冒頭、樋山智彦部長が「SDGsは、弊社が属するKNT―CTホールディングスが重点施策として、お客さまのウエルビーイング(健康と幸せ)につながるツアーや、自治体などとのタイアップによる地域経済の活性化などを設定し、グループを挙げて力を注いでいる」と取り組みを説明した。

説明会では、地域共創事業部の上田昌司課長が「クラブツーリズムが考えるSDGs実践法」をテーマに基調講演を実施。持続可能な観光ツアーの事例として、(1)地域経済への波及効果が高いパッケージツアー(2)日本全国、広範囲に誘客することによる地域振興への貢献(3)テーマ型ツアーによる伝統文化や歴史、産業の未来への伝承(4)地産地消を推進し、地域産業を支援(5)バス車内を「学びの場」として活用(6)CO2排出量が比較的少ない貸し切りバスの活用―などを紹介した。上田課長は、「各地域の実情に合わせたSDGsツアーとしてカスタマイズが可能だ」と訴え、「テーマ型パッケージの活用方法は無限である」と強調した。

このほか、”稼ぐ地域”を実現するための五つの商品カテゴリーとして、(1)長期滞在ツアー(暮らすような旅)(2)趣味活動をベースにしたワーケーション(3)大自然を素材にしたアドベンチャーツアー(4)歴史・文化資源を素材にしたカルチャーツアー(5)イベント催事の活用―の実践方法や、第2のふるさとづくりの取り組みとしての顧客との共創活動を披露。第2のふるさとづくりに向けた事例では、クラブツーリズムキャスト、東北復興支援、離島観光促進事業を説明した。

参加者からのアンケートでは、SDGsで同社と連携できそうなコンテンツとして「4・質の高い教育をみんなに」「2・飢餓をゼロに」が上位に。また、同社に期待するリソースでは、「旅行商品造成」「会員顧客・顧客参画・クラブツーリズムキャスト」を挙げる声が多かった。

同説明会は、YouTubeで閲覧できる。URLは、https://youtu.be/unsGUnnY1y0
地域共創事業部への問い合わせ先は、TEL03(5323)6965、メールchiiki.kyousou@club-t.com

 
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