観光庁は、国連世界観光機関(UNWTO)による「UNWTOガストロノミーツーリズム世界フォーラム」を2022年に日本に誘致するため、フォーラムの開催候補地を募集している。エントリーの受け付けを19日に開始。期間は7月17日まで。
ガストロノミーツーリズムは、地域の気候、風土が育んだ食文化に触れる観光。UNWTOは15年から毎年、「UNWTOガストロノミーツーリズム世界フォーラム」を世界各地で開催している。過去、今後の開催地はスペイン(15年、17年、19年、21年)、ペルー(16年)、タイ(18年)、ベルギー(20年)。
エントリー主体は自治体。関連組織、民間事業者などとの共同応募、複数自治体による広域連携の応募も可能。日本での開催時期は22年春~秋を想定し、具体的な時期はUNWTOと調整する。選定された自治体などが、誘致活動を含む開催費用を負担する。
エントリー期間とその後の応募期間に分けて選定を行う。資金や企画、施設などの開催の実現性、ガストロノミーツーリズムの取り組み実績などを基に8月下旬をめどに開催候補地を選定する。
応募要領などは観光庁のホームページに掲載されている。