オーストラリア政府観光局は21日、6月の日本人渡豪者数が前年同月比5.0%増の2万3100人になったと発表した。
オーストラリアが今年度のJTBグローバル・デスティネーション・キャンペーンや日本旅行「No.1戦略国」の一つとして選ばれたことなどにより強力なプロモーションを実施できており、また、航空会社各社との強固なパートナーシップが追い風となって、順調な日本人渡豪者数の増加につながっていると考えます。
さらに、19もの世界遺産を有し「絶景大陸」と呼ばれるほど豊かな自然とともに、進化し続ける食文化など新たなオーストラリアの特徴を積極的にアピールし続けていることが、幅広い層に魅力的な渡航先としての存在感を高めていると考えます。
2020年までに日本人渡豪者数70万人をターゲットに、TAでは中期的な目標として様々な施策に取り組んでいます。中沢日本局長は、「今後も各都市への就航実現に向けた関係各所への働きかけ、オーストラリアならではの強みを活かしたMICEの強化、インフルエンサーを起用したデジタルマーケティングを実施していきます。また、これまで日本からの渡航が少なかったタスマニア州や南オーストラリア州のプロモーションを行うと同時に、西オーストラリア州北部の新規商品開発に力を入れ、販売促進強化を行っていきます。今年目標の50万人を達成できるよう今年下半期も引き続き、航空会社、旅行会社、州政府観光局と協力していく所存です」と、述べています。
TAでは、TA公式サイトを中心に、デジタル、FacebookやTwitterなどのSNS、テレビ、交通広告、旅行会社店舗など幅広いチャネルでのプロモーション活動を継続的に展開し、航空会社、旅行会社、州政府観光局をパートナーに、より多くの旅行者にオーストラリアへの上質な旅を訴求してまいります。