
県民とオランダ陸上代表チームが交流
千葉県は5月6日、「IAAF世界リレー2019横浜大会」(11、12日開催)に出場するオランダリレー代表チームの事前キャンプの練習風景を千葉県総合スポーツセンターで一般公開した。運営には近畿日本ツーリスト(KNT)首都圏千葉支店が千葉県世界リレー事前キャンプ運営事務局として携わった。
県民と選手らの交流を通じ、来年の東京オリンピック・パラリンピックなど事前合宿の誘致を働き掛ける。
事前合宿の公開では、オランダ陸上チームの公開練習や元陸上アスリートの塚原直貴氏による「スタートダッシュ」「ランニングフォーム」「バトンパス」などの陸上クリニック、プロ車いす陸上アスリートの廣道純氏による「どうせ、生きるなら~車いすアスリートの明るい闘い~」をテーマにした講話などが行われた。
事務局を運営したKNT首都圏千葉支店では、オランダ選手団の送迎(輸送業務)、宿泊手配、オランダと千葉県の交流イベントの発信、オランダ選手への日本文化体験プログラムの実施などに携わった。
「スポーツ振興を通じて千葉県の魅力を発信し、地域活性に貢献していく」とKNT首都圏千葉支店担当者。同社は、今後も千葉県民のスポーツへの意識向上や20年を見据えた事前キャンプの誘致などに協力する。
県民とオランダ陸上代表チームが交流