エミレーツ航空は9月30日、アジアラグビーを支援すると発表した。36カ国でラグビーの普及と魅力向上に向けた取り組みを行う。
エミレーツ航空は、アジアラグビーのタイトルスポンサーとなり、ラグビースポーツの普及と新規市場への進出を継続的に支援することを発表しました。
新たな複数年にわたるパートナーシップにより、アジアラグビーは7人制および15人制トーナメント、さらにアジア36カ国が参加するアジアラグビー・チャンピオンシップに投資し、これらの試合開催に貢献します。
エミレーツ航空社長のティム・クラーク卿は次のように述べています。「エミレーツ航空には、航空会社として歩み始めた初期の段階からラグビーを支援してきた長い歴史があります。それ以来、当社は、ワールドラグビーや5大会連続のラグビーワールドカップ、グローバルなセブンズシリーズなどの国際的な組織や大会を支援し、エミレーツ・ドバイ・セブンズのスポンサーを務め、UAEラグビー連盟の成長に貢献することで、スポーツ界での存在感をあらゆるレベルで向上させてきました。特に、アジアラグビーへの支援拡大によって、このスポーツを新規市場に展開し、その魅力を広めることに誇りを感じています。また、若いアスリートがスキルを磨き、その潜在能力を最大限に発揮できるよう、新たな可能性を切り開くことに誇りを持って取り組んでいきます。これはほんの始まりにすぎません。私たちは、地域社会と強い絆を築くために、スポーツの草の根活動を引き続き活用し、地域社会の成長と健全な発展に向けて意義ある貢献してまいります。」
アジアラグビー会長カイス・アルダライ閣下は次のように述べています。「エミレーツ航空をアジアラグビーのタイトルスポンサーとして迎えられることを光栄に思います。このパートナーシップは、36の加盟国およびアジア全土にラグビーを普及させ、影響力を拡大するという私たちの使命における重要なマイルストーンとなります。エミレーツ航空の支援により、私たちはラグビーがもたらす興奮や価値を新世代のアスリートやファンにお届けすることができます。私たちの信頼性、確実性、プロフェッショナリズムに対する評価の高まりが、エミレーツ航空が私たちとの提携に対する信頼を高める要因となりました。アジアラグビーの本部がUAEにあることから、エミレーツ航空とのこのパートナーシップはまさに完璧な相乗効果を生み出すと感じています。UAEはラグビー活動の中心地であり、アジア大陸全体でのラグビーの調整や成長のための戦略的拠点となっています。エミレーツ航空は世界的にラグビーのプレミアイベントの代名詞ともいえる企業であり、このコラボレーションによってアジア全体でラグビーの知名度を高めることが期待されます。」
さらに、次のようにも述べています。「私たちはこの5年間、多くの大会を開催するとともに、ソーシャルメディアを活用してすべてのイベントをライブ配信することで、アジアにラグビーを広めてきました。その結果、アジアラグビーは1つのブランドとして認知されています。私たちの共通の目標は、アスリートを支援し、強力な才能育成パイプラインを構築し、ラグビーを長期的に支える情熱的なファン層を育てることです。」
今回の契約の一環として、エミレーツ航空は、アジアラグビーの男子・女子選手権、アジアラグビーセブンズシリーズ、年齢別の大会を含むアジアラグビー大会のタイトルスポンサーを務めることになります。これらの大会は、ラグビーワールドカップ、ラグビーワールドカップセブンズ、オリンピック、アジア競技大会、HSBC セブンズシリーズ、ワールドラグビーセブンズチャレンジャーなど、リージョナルおよび世界規模のトップレベルの大会への道を提供します。
エミレーツ航空の象徴的なブランドポリシー「Fly Better(ワンランク上を、飛びつづける)」は、今後3年間にわたり、21の大会のオフィシャルジャージ、試合球、サポートスタッフのゼッケン、ポストカバー、スタジアムの広告などに使用されます。
エミレーツ航空の存在感が際立つ20以上のトーナメントの幕開けとなるのは、2024年9月21日に中国・杭州で開催されるアジアラグビー・エミレーツ・セブンズシリーズ男子および女子第2戦です。このトーナメントでは、男子および女子の上位8チームが、11月にタイ・バンコクで行われる最終ラウンドへのランキング枠をかけて闘いを繰り広げます。
ワールドラグビーの地域協会であるアジアラグビーはドバイを本拠地とし、日本、中国、インド、インドネシア、スリランカ、バングラデシュ、マレーシア、タイなど、アジア大陸全体の36の加盟協会を代表しています。同協会は、U18やU20を含むさまざまな年齢層の男女を対象に、7人制と15人制それぞれの大会を組織しています。
アジアは世界の人口の60%、若者の80%を擁しており、地元コミュニティーの強力なファン層を通じて新世代のプレーヤーを育成し、才能のパイプラインとラグビーへの愛着をさらに強化できる可能性を秘めています。これは、エミレーツ航空とアジアラグビーが共に掲げる目標、つまり、アスリートを一から支援することと一致します。
エミレーツ航空は、大多数のラグビーの国際試合で中心的な役割を果たしています。世界的に見ると、2007年からラグビーワールドカップ(RWC)のスポンサーを務め、2011年にはRWCのワールドワイド・パートナーとなり、ラグビーというスポーツの世界最大のサポーター企業の一つとしての地位をさらに強固なものにしました。また、ワールドラグビーの審査員のジャージスポンサーも務めており、エミレーツ航空の「Fly Better(ワンランク上を、飛びつづける)」の文字が入ったジャージを着てフィールドに立ちます。エミレーツ航空の強力なラグビーパートナーシップは、南アフリカのエミレーツ・ライオンズとそのホーム会場であるエミレーツ・エアライン・パークにまで広がっています。
エミレーツ航空の本拠地であるドバイでは、エミレーツ・ドバイ・セブンズ大会が50年以上にわたって開催されており、エミレーツ航空はワールドラグビーとの協力関係のもと、1987年に初めて支援を開始して以来、ラグビーの国際的な地位向上のための積極的なパートナーとして活動してきました。エミレーツ航空の明確な目標と強いコミットメントにより、エミレーツ・ドバイ・セブンズは、毎年3日間開催される大会に10万人以上のファンが参加する、地域最大のスポーツイベントとなりました。さらに、ドバイ・ハリケーンズ・ラグビー・クラブのスポンサーを長年にわたって務めることで、ラグビーを発展させ、UAEの地域社会で若者たちのラグビーへの関心を高めるためのコミットメントを果たしています。
昨年10月、エミレーツ航空は、UAEラグビー連盟(UAERF)に対する支援を更新しました。これには、2026年末まで、all-Emirati ShaheenおよびAl Mahaのチームを含め、UAE代表の15人制および7人制チーム(男子・女子)のタイトルスポンサー、ジャージスポンサー、連盟の公式エアラインとしての役割が含まれます。
エミレーツについて
エミレーツ航空は2002年に日本就航。成田国際空港・東京国際空港(羽田)・関西国際空 港から、ドバイをはじめとする世界各地へ快適な空の旅を提供しています。2022年のスカ イトラックス・ワールド・エアライン・アワードでは、「ワールド・ベスト・エコノミーク ラス」「ワールド・ベスト・エコノミークラス・ケータリング」のほか、17年連続で「ワ ールド・ベスト機内エンターテイメント」の3部門など、我々の提供する商品やサービスに おいて数々の賞を受賞しています。