日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、会員旅館を対象に実施している宿泊実態調査の今年7月分の結果をまとめた=表。インターハイ(全国高等学校総合体育大会)が南東北で開催されたことで、東北6県の合計は前年同月の実績に対して宿泊人員が6・2%増、売り上げが7・1%増となった。
7月分の調査には、6県に所在する98軒が回答した。
インターハイは、福島県、宮城県、山形県で開催された。福島県は宿泊人員が15・8%増、売り上げが14・9%増と2桁の伸びを示した。山形県は宿泊人員が8・6%増、売り上げが8・9%増。宮城県は宿泊人員が5・4%増、売り上げが3・8%増となった。
一方で秋田県は宿泊人員が7・4%減となった。7月下旬の記録的な豪雨の影響で、キャンセルが発生した施設があったとみられる。