
日本旅館協会東北支部連合会はこのほど、会員旅館を対象に実施している宿泊実態調査の今年8月分の結果をまとめた=表。97軒が回答。東北6県の合計は、前年同月の実績に対して宿泊人員が6・4%増、売り上げが7・0%増となった。南東北を会場としたインターハイ(全国高等学校総合体育大会)が7月に引き続き開催されたことなどがプラス要因とみられる。
宮城県、山形県、福島県でインターハイの競技が行われた。宮城県は宿泊人員が11・0%増、売り上げが8・9%増。山形県は宿泊人員が9・5%増、売り上げが10・2%増。福島県は宿泊人員が7・3%増、売り上げが11・3%増となった。
青森県は、夏季の国内外の需要を取り込んだとみられ、宿泊人員が16・8%増となった。岩手県は宿泊人員が0・6%減。秋田県は宿泊人員が9・0%減だった。