東京(成田空港)―イスラエル(テルアビブ・ベングリオン空港)間に初のチャーター便が運航される。エルアル・イスラエル航空の子会社、サンドール国際航空と、ワールド航空サービス(東京都千代田区)のチャーター契約で9月に運航され、日本では3社から旅行商品が販売される。
2018年5月の日本・イスラエル首脳会談で両国の関係強化が確認されたことを契機に、政府間で将来の直行便の実現を見据え、チャーター便運航の可能性が話し合われ、民間でチャーター便運航の調整が進められていた。
チャーター便を利用した日本からの渡航では、成田発が9月14日、ベングリオン発が9月20日。イスラエルからの渡航は、ベングリオン発が9月13日、成田発が9月21日。使用機材はボーイング777―200で270席。
日本での旅行商品の発売は、ワールド航空サービス、阪急交通社、クラブツーリズム。
6日には東京都千代田区のイスラエル大使館大使公邸で、両国の観光交流の拡大を期待してチャーター便運航の記者発表が行われた。ヤッファ・ベンアリ駐日イスラエル大使、観光庁の田端浩長官、日本旅行業協会の田川博己会長、ワールド航空サービスの松本佳晴社長らが出席した。