【データ】アフターワクチンの消費者行動意向調査


 ヴァリューズは8日、アフターワクチンの消費者行動意向調査の結果を発表した。

【調査サマリ】
・コロナワクチンは8割超が接種望むも、若年層になるほど接種予定なしが増加
・「これから おこないたいこと」は「国内旅行」と「外食」がツートップ
・国内旅行や遊園地などへのお出かけ、アルバイトは21年内に実施意向
・「外食」「映画」のネットユーザーはコロナ前の水準へ回帰
インターネット行動ログ分析によるマーケティング調査・コンサルティングサービスを提供する株式会社ヴァリューズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:辻本 秀幸、以下「ヴァリューズ」)は、国内の20歳以上の男女25,401人を対象に、新型コロナウイルス影響2年目のいま現在の消費者動向実態をアンケート調査いたしました。第一弾「生活変化編」、第二弾「メディア変化編」に続き、今回第三弾「アフターワクチン展望編」として、感染拡大前~コロナ1年目~コロナ2年目現在までの消費者意識変化と今後の展望を公開いたします。

【調査・分析概要】

全国のヴァリューズモニター(20歳以上男女)を対象として、 2021年7月6日~7月13日にアンケート調査を実施。(回答者25,401人)
※アンケート調査は性年代別人口とネット利用率に合わせたウェイトバック集計をおこなっている。
※Webサイトのユーザー数はPC及びスマートフォンからのアクセスを集計し、ヴァリューズ保有モニターでの出現率を基に、国内ネット人口に則して推測。

■本レポート内で引用した調査
・P10「外出への抵抗感」「新型コロナウイルスへの不安感」、P11「これから行いたいこと」は以下より引用しました。
出典: https://manamina.valuesccg.com/articles/931 調査対象:国内の20歳以上の男女25,382人、調査期間:2020年6月16日~6月25日

 

◆調査分析背景
新型コロナウイルス感染拡大以降、大きく変わった消費者の生活様式。コロナ禍も2年目となり、変化した生活様式は継続しているのか、はたまたコロナ前に戻っているのでしょうか。今回ヴァリューズでは、消費者の生活実態を捉えるため、感染拡大前、コロナ1年目、そしてコロナ2年目のいまと、時系列でどのような変化を辿ったのか、アンケート回答と独自のWeb行動ログを掛け合わせた調査分析をし、第二弾「メディア編」として発表いたしました。

◆コロナワクチンは8割超が接種望むも、若年層になるほど接種予定なしが増加
まず、コロナワクチンの接種状況を聞きました。アンケート回答(21年7月)時点では、8割超が接種済みまたは予定ありで、大多数が接種を予定しているという結果になりました。性年代別にみると、若い層のほうがワクチン接種予定なしが多くなる傾向にありました。

◆「これから おこないたいこと」は「国内旅行」と「外食」がツートップ
コロナ2年目のいま、「これから おこないたいこと」を聞きました。「国内旅行」と「外食」が4割超でこれからおこないたいことのツートップに。映画館や遊園地などへのお出かけが続きましたが、大人数が集まりやすいエンタメ関連はまだ優先順位が低めのようです。

さらに、コロナ1年目と比べた差分をみてみると、「国内旅行」「外食」はコロナ2年目でも高い優先度を維持していることが分かりました。また、コロナ2年目に増加している項目として、「金融商品の購入」がありました。

◆国内旅行や遊園地などへのお出かけ、アルバイトは21年内に実施意向
「これから おこないたいこと」の実施予定時期を聞きました。「国内旅行」「パート・アルバイト」「遊園地・テーマパーク・動物園などへのお出かけ」は、21年内と実施が早い傾向にありました。「住宅リフォーム」等は22年以降が多数派で、様子見傾向のようです。

◆「外食」「映画」のネットユーザーはコロナ前の水準へ回帰
「これから おこないたいこと」の回答率が高かった「旅行」「外食」「映画館での映画鑑賞」について、ヴァリューズが提供する消費者行動ログ分析ツール「Dockpit」で深堀りしました。まず、3ヶ月ごとの「旅行」との検索掛け合わせワードを比較すると、感染拡大が緩やかな時期には、具体的なお出かけ目的・予約先検索が見られました。

次に、ヴァリューズが独自に定義する「旅行・予約」業界と「グルメ・予約」業界のサイトユーザー数推移をみてみました。「旅行・予約」業界では、20年4月の第1回緊急事態宣言を境に減少し、GO TO トラベルキャンペーンにより一時増えたものの、2年目の現在はコロナ前の水準には戻っていませんでした。「グルメ・予約」業界もGO TO EATキャンペーンでユーザー数を伸ばしていましたが、こちらはその後堅調に推移し、現在はコロナ前の水準を超えるユーザー数となっていました。

 

続いて「映画館」とキーワード検索するユーザー数の推移をみてみましょう。第1回緊急事態宣言時にユーザー数が減少したものの、急速に回復。第2回緊急事態宣言以降も堅調に推移し、ほぼコロナ前の水準に戻っていました。

▼本調査の詳細レポートは下記フォームより無料でダウンロードいただけます
https://manamina.valuesccg.com/articles/1589
▼第一弾「生活変化編」レポートはこちら
https://manamina.valuesccg.com/articles/1536
▼第二弾「メディア変化編」レポートはこちら
https://manamina.valuesccg.com/articles/1553


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