抽選会で航空券を提供するアシアナ航空の呉日本地域本部長（中央）
今年初のオフラインイベント開催
アシアナ航空と韓国観光公社（ＫＴＯ）東京支社は11月26日、今年初となるオフラインイベント「アシアナ航空機内食体験＆韓国観光トークショー～当たり前だった韓国への旅が私たちに戻ってくるように～」を東京都千代田区の東京ガーデンテラス紀尾井町で開いた。イベントには約750人から抽選で選ばれた一般参加者44人が参加。韓国関心層の拡大や韓国旅行の需要喚起を目指す。
会場の様子
冒頭、ＫＴＯ東京支社の鄭辰洙支社長が「これまでにオンラインを使ったイベントを実施したりドラマの撮影地、伝統市場などの情報を発信してきた。しかしながら、観光は人と人が接しての交流も大事。観光が再開された際はぜひ韓国に来てほしい」とあいさつした。
KTOの鄭東京支社長
イベントは、検温、消毒、体調を聞くアンケートなど、感染拡大防止対策を徹底した中で開催。特別に開発したプルコギがメインの機内食の試食のほか、アシアナ航空の客室乗務員らスタッフが入国規定や体温測定、消毒、ソーシャルディスタンスの維持といった感染症対策、観光情報の紹介、韓国通のフリーアナウンサー安田佑子氏によるトークショー、韓国行きの航空券が当たる抽選会が行われた。
提供された機内食
トークショーでは、安田氏が「最近の私の『当たり前韓国旅』は〇〇沼にハマる旅」をテーマに、独自視点の韓国旅を紹介。最近のおすすめとして（1）ストーリーが面白くて歌と踊りの情熱、クオリティが素晴らしい「ミュージカル」（2）人気ドラマ「愛の不時着」などのロケ地巡り（3）餅ケーキなどインスタ映えする「スイーツ」（4）江陵、慶州、馬耳山など韓国ならではの食や景色が楽しめる「地方旅」―を挙げた。
アシアナ航空の呉敬洙日本地域本部長は「当たり前だった韓国への旅が戻ったときのために準備をしている。皆さまが訪韓できる日を楽しみにしている」と話した。
同イベントは、ＫＴＯ東京支社が11月26～28日に開催した「2020ＫＯＲＥＡ ＷＥＥＫ ＩＮ ＴＯＫＹＯ」のプログラムの一つとして開催された。2020ＫＯＲＥＡ ＷＥＥＫ ＩＮ ＴＯＫＹＯでは、駐日韓国文化院共催による韓国旅検定の実施や、韓国の人気ミュージカル「ラフマニノフ」、文化四色による公演の上映会などが行われた。
抽選会で航空券を提供するアシアナ航空の呉日本地域本部長（中央）
