モバイルコンテンツ事業などを展開するアエリアは7日、不動産投資事業などを行うザ・ピースインターナショナルと共同で、新たにユーザーの価値観で宿泊料金を決める入札型宿泊予約サイト「Trabia」(http://www.trabia.jp)を開設した。ユーザーにとってお得な宿泊プランを提供することで、平日の客室稼働率向上を図る。
ユーザーは、宿泊したい施設の宿泊プランを選択し、希望する宿泊価格を入札する。同じプランに入札したユーザーの中で当選した人が入札価格で宿泊できる。入札した人数や入札価格によって当選確率が変動するシステムを採用しているため「入札金額が高額であるほど当選確率は上がる」と同社。入札は宿泊希望日の約1週間前までに締め切る。
現在、参画施設は1施設のみだが、1年で200施設の参画を目指す。「小規模高級旅館など、宿泊単価が高い施設を中心に増やしていきたい」という。