場所を選ばず作業できる
広島市の旅行会社、瀬戸内海汽船トラベルサービスは、自社の船を利用したさまざまな旅行プランを提供。広島、呉、宮島を起点に、船旅ならではの瀬戸内海の魅力を満喫できる旅行商品を提供している。その同社は2019年の12月、アイディディ・ソフトウェアが提供する中小旅行会社向けのリテール業務支援システム「アイディディ・トラベルワーカー」を導入。現在3店舗で利用している。
導入以前は、市販の管理ソフトをカスタマイズをして使用していたが、ほぼ5年ごとのサーバー・クライアントのリプレイス費用などの発生があり専用ソフトの導入を検討。重視した点は(1)従来のシステムからのスムーズな移行(2)ブラウザベースでの稼働(3)イニシャル、ランニングコストなどで、数社の中からトラベルワーカーを選んだ。
トラベルワーカーは、グーグルのクラウドサービスを利用しているため初期費用と月額保守料が不要。月額のアカウント料のみで使えるほか、インターネット環境さえあれば自宅など、どこからでも操作できる。
「最も良かったのは、今まで使っていたシステムから何の問題もなくスムーズに移行ができたこと。場所を選ばずにどこでも処理ができるので作業効率がアップした。また、社員の出入りがあっても毎月のアカウント数は増減できるので無駄がない」と係長の足立輝氏。併せてコスト面、迅速なサポート体制も評価する。
同社では、オプションの「WEB連動 募集型企画旅行システム」も採用。それまでは、電話のみで予約受け付けをしていたが、今では簡単にウェブ販売ができるようになった。「コンスタントにウェブ予約が入るようになり満足している」と足立氏。