すしロボットの製造・販売を行う鈴茂器工(東京都中野区、鈴木美奈子代表取締役社長)はこのほど、コンパクトシャリ玉ロボット「S―Cube(エスキューブ)」を発売した。
エスキューブは、既存製品よりも軽量・コンパクト化を追求。同社の最もベーシックなシャリ玉ロボット(SSNシリーズ)と比較して重量が約46%減の約3.3キロ、高さが約37%減の367ミリと、より使いやすい設計を実現した。さまざまな調理器具や食材が置かれるキッチン、厨房の中の小さなスペースでも設置が可能で、持ち運びも簡単。より幅広い業態の飲食店の需要に対応できるようになった。
シャリは12~20グラムまで1グラム単位で大きさと固さの調整が可能で、部品交換なしでこの範囲に対応できる技術は業界初。かつ、同社のすしロボットならではの口の中でほぐれる絶妙なシャリ玉のクオリティをしっかり担保している。コンパクトながらも1台で握りずし、軍艦巻きはもちろん、ランチとディナーでサイズを変更するなど、オペレーションの可能性を広げてくれる1台。
オープン価格。詳細、問い合わせは同社公式サイトから。
コンパクトシャリ玉ロボット「S―Cube(エスキューブ)」