1月まで新旧並列で”ツイン観覧車”も
よみうりランド(東京都稲城市)はこのほど、園内に建設中の新しい観覧車の名称が「Sky―Go―LAND(スカイゴーランド)」に決定し、今年10月24日にオープンすると発表した。1980年のオープンから長年親しまれてきた「大観覧車」は来年1月13日に営業を終了する。
同園は1964年3月19日に開園。今年は60周年の節目にあたり、新しい観覧車は開園60周年記念事業の一環で「ファミリーエリア」に誕生する。総工費は12億円で、最高部の高さは59メートル、回転直径は57メートル。ゴンドラは全42台で、1台につき4人まで乗車可能。約14分かけて1周する。
名称は、観覧車が空高く回る様子をイメージして決定した。ゴンドラには冷暖房を完備しているほか、すべて車いす利用者も搭乗できる仕様としている。観覧車には483灯のフルカラーLEDが取り付けられており、さまざまな光の演出も可能になった。
新観覧車のオープンにより、「大観覧車」は来年1月13日をもって営業を終了する。新観覧車が開業する10月24日から1月13日の間は日本で唯一、観覧車2基が並んで同時に運行する”ツイン観覧車”=写真=を楽しめる。新観覧車の料金や営業開始時間、その他の詳細は確定次第発表する。