
リクルートがこのほど発表した「人気温泉地ランキング2010」によると、もう一度行ってみたい温泉地の1位に神奈川県の箱根温泉が選ばれた。調査開始以来、4年連続で1位の座を確保、人気の高さを示した。以下、湯布院(大分)、草津(群馬)、登別(北海道)、別府(大分)が続いている。
調査は昨年9月4〜14日に、同社のじゃらんnetで宿やツアーを予約した人に対し、全国331の温泉地を対象に実施、約5千人が回答した。
箱根温泉については、「交通の便がいい」「自然に囲まれているから」「街の雰囲気が好きだから」などの理由が挙げられている。温泉旅行回数別に見ると、年間5回以上行く人のランク1位は草津で、温泉好きの支持を集めていることが分かった。
また、「まだ行ったことがないが、一度は行ってみたい」と言うあこがれ温泉地は、湯布院が登別、草津を引き離し、1位となった。
「最近1年間に行ったことのある温泉地のうち『満足』した温泉地」を挙げてもらったところ、有名温泉地部門(来訪者30人以上)は1位登別、2位黒川(熊本)、3位草津、秘湯部門(同15人以上30人未満)は高湯(福島)、雲見(静岡)、湯の峰(和歌山)が同率1位で並んだ。
