
講演した一青さん(前列左から5人目)と記念撮影
みやぎおかみ会(会長、阿部憲子・南三陸ホテル観洋女将)は11日、秋保温泉(仙台市)のホテルニュー水戸屋で令和元(2019)年度の通常総会を開いた。役員改選では阿部会長を再選した。阿部会長はあいさつで、「女性の社会進出がどの業界より進んでいるのが私たち旅館・ホテル。業界を盛り上げるためにも皆さんとの連携が大切だ」と協力を訴えた。
今年度重点事業は、(1)関係諸官庁や関係団体との連携強化と誘客への取り組み(2)産学官との連携―など。来年、おかみ会が30周年を迎えることから記念事業を行うことも決定した。
役員改選では幹事に遠藤和子さん(ホテルニューさか井)、山尾美恵さん(ホテルニュー水戸屋)を新たに選出。
会ではエッセイストで女優、歯科医の一青妙(ひとと・たえ)さんが「台湾と日本、深い絆を求めて~2つの故郷の間で~」と題して講演した。台湾人の父と日本人の母、歌手の一青窈(よう)さんを家族にもつ一青さんが、自身が行っている日台の文化交流活動を紹介した。
会には会員のほか古谷野義之・宮城県国際経済・観光局長、岡崎克彦・仙台国際空港取締役営業推進部長、斉藤善之・東北学院大学経営学部教授らの来賓、協賛業者など約80人が出席した。
講演した一青さん(前列左から5人目)と記念撮影