みなかみ町観光協会、泊食分離推進へキャンペ 旅館21軒が参加


 群馬県のみなかみ町観光協会(深津卓也代表理事)は泊食分離型の「お一人様&素泊まり、朝食付きプラン」キャンペーンを展開している。「多様な旅のニーズに応じ、自由な旅の組み合わせを可能にした」という。

 協会の企画造成委員会(持谷明宏委員長)が中心になって進めたもので、1泊2食型のサービスを施設ごとに分けて楽しんでもらうのが狙い。

 「部屋はA旅館がいいが、夕食はBホテルのバイキングがいい」「宿の夕食時間に決まりがあるので、近くの店のおいしいディナーをあきらめた」といった声に応える試みだ。

 キャンペーンは3月中旬から始めており、来年3月末まで実施する。料金は1人3500円(素泊まり、平日1泊)から。宿泊施設21軒、飲食店10軒が参加している。

 協会は「今後はインバウンドの食事対応や長期滞在者など幅広く対応すべく展開したい」と話している。

 
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