
プランを説明する白浜荘の前川為夫社長
びわ湖畔リゾート白浜荘(滋賀県高島市)は1月20日、同施設で「白浜荘ワーケーション宿泊プラン説明会」を開催。関西主要旅行会社や滋賀県、高島市、観光関係団体などが参加。リモートでも同時開催された。
白浜荘は令和2年度補正予算による観光庁の「宿泊施設アドバイザー派遣事業」に応募。「体験型研修プログラムの活用による、ワーケーションニーズの取り組みと収益構造の改革への挑戦」のタイトルで、事業が採択された。昨年11月に15組48人にワーケーションのモニター体験を実施し、アンケート調査から顧客ニーズの分析や商品開発を行った。
説明会では、白浜荘は和、洋タイプの客室や1棟貸し、キャンプ場も備えており、さまざまな宿泊形態に対応できることや、専用体育館、テニスコート、たき火体験など独自のプログラムやスポーツ施設で休暇が楽しめること、カヤックやトレッキング、扇子の絵付け体験など多様なプログラムを用意していると紹介。大阪、名古屋から2時間以内でアクセスできる立地の良さもアピールした。
モニター体験のアンケート結果から開発したプランとして、個人向け連泊プラン、琵琶湖国定公園に隣接する絶景ロケーションのゲストハウス1棟貸しプラン、企業向け研修プランなどの宿泊プランを紹介した。
白浜荘はさらに、客室以外でのワーキングスペースの充実や、仕事の合間のリフレッシュアイテムの充実、企業などへのプロモーションに取り組み、ワーケーションに注力する方針だ。
プランを説明する白浜荘の前川為夫社長