はとバスは7月14日、2021年度(21年7月1日~22年6月30日)の東京観光の利用者(日本語コース、速報値)は13万2007人だったと発表した。20年度の4万8825人と比べ3倍近い伸びとなった。
コロナの影響で当初は低調に推移していたが、「3月以降は行動制限が解除されたことで需要が回復した」という。特に5月はゴールデンウイークが行動制限のない中で迎えられたこともあり、利用者は2万5301人と、21年度の中でも最も利用者が多かった。22年度については、6月から運行を開始した「羽田空港ベストビュードライブ」のような新たな取り組みを通じて、利用者増を図りたいとしている。
インバウンド向けの外国語コースは、入国制限が実施されていたため、20年4月以降、コースの発表や運行の休止を継続しているが、制限が緩和され個人旅行の入国が可能となればビジネスチャンスと捉え、コース再開に向けた準備を予定している。