はとバスは、冬期(12〜1月)の関東近県行き日帰りバスツアーでイルミネーションツアーを強化する。スノーモービル体験も初めて商品化した。期間中に昨年より2コース増の全88コースを設定し、利用者数3万4千人(昨年3万2646人)を目指す。
同社は5年ほど前から、オフシーズンである冬のバスツアーの目玉としてイルミネーションツアーに取り組んできた。昨年は同期の利用者の半数以上がイルミネーションを楽しんだ。
今期は夜景観光コンベンション・ビューローによって認定された「関東三大イルミネーション」の一つ、神奈川県江ノ島「湘南の宝石」を新しくツアーとして造成したほか、同じく認定されている、栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」(全3コース)、千葉県袖ケ浦市の「東京ドイツ村」(全7コース)など、人気の夜景スポットを訪れるコースの設定日を増加。25コース、1万8700人(昨年22コース、1万7371人)を目標とした。
同社では夏のラフティング体験や、昨年の秋から年間を通して設定しているトレッキングなどの、アウトドアの入門編ツアーが好評を得ている。
初めてツアーとして設定したスノーモービル体験では、日本モーターサイクルスポーツ協会のスタッフがレベルに合わせて指導するので、初心者、熟練者問わず安心して楽しめる。