旅行会社やOTAの投票によって選ばれる2019年の「第33回にっぽんの温泉100選」で、前回の圏外から77位にランクインした長野県の上諏訪温泉。諏訪市の金子ゆかり市長ら上諏訪温泉の関係者が1月23日、温泉100選を主催する観光経済新聞社(東京都台東区)の積田朋子社長を訪問し、入選の喜びを伝えるとともに諏訪観光の魅力をアピールした。
訪れたのは、金子市長のほか、諏訪観光協会の佐久秀幸会長、諏訪湖温泉旅館協同組合の伊東克幸理事長など計6人。
金子市長は「諏訪には、温泉湧出量全国3位の上諏訪温泉をはじめ、夏の花火大会、おいしい日本酒、諏訪大社の上社本宮など観光資源がたくさんある」と強調。「これらの魅力をもっと多くの人に知ってもらい、移住や交流につなげていきたい」と意欲を示した。
夏の諏訪湖では四つの花火大会が開かれ、連日、華麗な花火が楽しめる。佐久会長は「昨年は大変素晴らしい花火が上がった。花火大会の人気は年々高まっている」と語り、今年も多くの人に来てほしいと期待した。
また、伊東理事長は「旅館協同組合の中期目標として『温泉100選で80位以内』を掲げていたが、これを達成し、一つステップアップができた。組合員一同とても喜んでいる」と話した。
積田社長(右から3人目)を囲んで、(左から)諏訪市の大舘道彦経済部長、佐久会長、金子市長、伊東理事長、諏訪観光協会の浅井学専務理事兼事務局長