ながの観光コンベンションビューロー、 「Go To長野市 デジタル世代のススメ」第3弾動画公開


 ながの観光コンベンションビューローは12月18日、「Go To長野市 デジタル世代のススメ」第3弾動画を公開した。

 公益財団法人ながの観光コンベンションビューローは、デジタルネイティブ世代の視点で長野の人気観光スポットの新たな楽しみ方を発掘し、シェアする取り組み、「Go To長野市 デジタル世代のススメ」プロジェクトの第3弾として、12月18日(金)に、若手俳優の岡宮来夢さんを起用した松代旅の紹介動画「歴史篇」を公開いたしました。
長野市観光PR (nagano-cvb.or.jp)

 

 本プロジェクトでは、デジタルネイティブ世代と呼ばれ様々な流行を発信する若者世代から人気を集める複数のゲストに協力していただき、若者独自の視点で長野市の人気観光スポットの魅力を発信しています。

人気YouTuberの関根りささんによる善光寺の「宿坊リフレッシュ旅」、東大発のクイズ集団QuizKnockによる戸隠の「クイズレース」に続く第3弾では、若手俳優として舞台やミュージカルなどで活躍する岡宮来夢さんが登場します。
長野市出身の岡宮さんには、真田家ゆかりの地として知られ、多くの観光客が訪れる「松代」の魅力を“歴史”と“グルメ&体験”の2つの視点から掘り起こしてもらいます。

この度公開される歴史篇では、岡宮さんが“くるむカメラ”(自撮りカメラ)を持参し、自分を映しながら歴史的名所をリポートします。歴史を学びながら、自分が足を運んでいるような臨場感を味わうことができる岡宮さんならではのセルフ実況旅をぜひお楽しみください。
また、グルメや体験という視点で、松代の魅力を掘り起こした「グルメ&体験篇」の動画は、近日の公開を予定しています。

■長野市出身の岡宮来夢さんが歴史に富んだ松代の名所を“くるむカメラ”でリポート!岡宮流の「歴史旅」
松代は、古代から、戦国、江戸、明治大正、戦前戦中に至るまで、それぞれの歴史文化が積み重なった町です。特に、江戸時代、真田幸村の兄である真田信之が江戸幕府の命により上田から松代に移封され、松代藩初代藩主となって以来、250年もの間、真田十万石の城下町として真田家が十代にわたって統治してきました。そのため、松代城、真田邸、文武学校などの文化遺産や歴史的まち並み、そして真田の伝統文化が今日まで色濃く残っています。
今回の「歴史篇」では、歴史に富んだ松代の街並みを、長野県長野市出身の岡宮さんがリポートします。

■松代城「本丸」で、松代城の成り立ちを知る

松代城は、武田信玄と上杉謙信が戦う「川中島の戦い」のために作られたお城です。その後、1622年に真田信之が移封してから十代にわたり真田家がこの地を治めました。

■松代城「戌亥櫓台(いぬいのやぐらだい)」は戦の司令塔だった

戌亥櫓台は、松代城で最も高い所に位置しています。武田家の名軍師山本勘助は、「川中島の戦い」にて上杉軍を挟み撃ちにする策を考案しました。戌亥櫓台は、その指示を出すための大切な建物だったと言われています。

■ 5万点もの真田家伝来の資料が保管される「真田宝物館」

続いて、真田家伝来の古文書や武具、調度品など約5万点もの資料を収蔵した博物館の「真田宝物館」を訪れます。
真田家には3つの家紋があり、中央の「六文銭(ろくもんせん)」は武士が決死の覚悟で戦に臨むことを表したもので、他にも、写真右側の「結び雁金(むすびかりがね)」や写真左の「洲浜(すはま)」という家紋もあり、TPOによって使い分けていたそうです。

■関ケ原の戦いで家族が分かれた真田家の歴史を知る

関ケ原の戦いで、後に松代藩主となる「真田信之」は徳川側に、父の「真田昌幸」と弟の「真田信繁(幸村)」は反徳川側につきました。これは真田家の策略で、戦の勝敗がどちらになっても真田家の名前を残すという狙いがあったと言われています。戦いの後、信之は徳川家康の信頼を勝ち取り、名刀「吉光の短刀」を贈られたと言われています。

■文武学校

文武学校前で、紙を使って様々な甲冑を制作し、様々なイベントで演舞を行う松代甲冑隊の「真田安房守昌幸」さんと合流。岡宮さんは松代藩を治めた「真田信之」の甲冑を着せてもらい、決めポーズを披露しました。(体験は要予約になります。)

■柔術所でバーチャル砲術体験!火縄銃や臼砲を体験

柔術所では、「火縄銃」「スペンサー銃」、「臼砲」のバーチャル砲術を体験ができます。岡宮さんは「火縄銃」と「臼砲」を体験。どちらも的に当てられませんでしたが、「火蓋を切る」ということわざの語源が火縄銃にあることや、火縄銃を一発撃つだけでも、いくつも工程があり、発砲に2分ほど時間がかかるということを学び、驚いていました。

今回の歴史旅を通して、松代の歴史を肌で学んだ岡宮さんは、「戦いのためにつくられた城や土地を、真田信之が受け継いだことで人と人とのつながりができ、今の温かい松城の地をつくっているんだなと実感しました。是非、みなさんにも僕と同じ旅のルートをたどって、松代の町に観光に来てほしいです」とコメントしました。

■岡宮来夢さん プロフィール

1998年4月23日 長野県出身。
2019年、ミュージカル『刀剣乱舞』〜葵咲本紀〜にて鶴丸国永役に抜擢され、注目を集める。以降ミュージカル『刀剣乱舞』歌合 乱舞狂乱 2019、ミュージカル『刀剣乱舞』〜静かの海のパライソ〜と連続で出演。
刀剣男士として、NHK総合「うたコン」やテレビ朝日「ミュージックステーション」などにも出演。
2020年8月には世界文化遺産 比叡山延暦寺ライブ2020(生配信ライブ)を開催。
また、2021年8月には帝国劇場にてミュージカル『王家の紋章』の出演を控えている。
これからの成長に期待が高まる、期待の若手俳優である。

■松代町とは
秩父山地に源流を発し、島崎藤村の『千曲川のスケッチ』で知られる千曲川。その千曲川に沿って長野盆地(善光寺平)の東岸に広がるのが、古くは河東(かとう)と呼ばれた地域です。松代町はこの河東エリアの中心地として、以前はJR長野駅や善光寺のある千曲川西岸よりも栄えていました。現在の松代町は、昼間は長野県を代表する観光地、夜は長野市南端の閑静なベッドタウンという顔を持っています。また、現在も農業が盛んで、特産品の長芋を始め、もも・あんず・ぶどう・りんごなどが作られています。
昭和41年に長野市の一部(長野市松代町)となったため、正しくは市町村制度における「町」ではありませんが、現在でも松代「町」という名称がついています。
また、松代城は、戦国時代、武田信玄が上杉謙信の攻撃に備え山本勘助に命じたことで築城されました。千曲川のほとりという自然の地形を生かした天然の要塞です。江戸時代に真田信之が松代藩主として移封した後は、真田家が十代にわたって城主としてこの地を治め、10万石の城下町を形成しました。毎年4月中旬にはサクラの名所としてにぎわいを見せています。

 

 
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