日本自動車連盟(JAF)の香川支部は7月21日、せとうち観光専門職短期大学と観光・地域振興を目的とした包括連携協定を結んだ。同日、香川支部事務所長の出野育氏と同大学長の青木義英氏が出席し、同大会議室で締結式が開かれた。
この協定は、両者が有する資源、知識などを活用し、それぞれのステークホルダーと連携を図りながら、観光を通じた地域振興を図ることを目的としたもの。JAFが大学と包括連携協定を締結するのは全国で4例目、四国では初めて。
締結式では、今後のビジョンについても説明。同大は第1弾として四国八十八カ所お遍路を車で回るドライブコース冊子の作成を計画する。香川支部は、観光振興などにとどまらず、交通安全やモータースポーツなどさまざまな面で包括的に連携を図りたい考え。
JAFは、全国2千万人を超える会員を有する自動車ユーザー団体として、機関誌「JAF Mate」やホームページ、メールマガジンなどによる広報に加え、四国各県の観光スポットを巡るスタンプラリー企画などを通じてドライブや地域振興を図っていく。
締結式(左が青木学長、右が出野事務所長)