じゃらんnetは13日から新たに、高速バス予約サービスを始めた。高速バスニーズの高まりからサービス提供を決めた。同サイト上で予約できる移動手段を増やすことで、宿泊予約利用者の利便性を高め、サイトの利用拡大を図る考えだ。
国内、海外のパッケージ旅行の企画、ウェブ販売を行う「ホワイト・ベアーファミリー」(大阪府大阪市、近藤康生代表取締役)が運営する高速バス予約ポータルサイト「高速バスドットコム」(http://www.kosokubus.com/)を利用し、サービスを提供する。24時間いつでも空席確認が可能なうえ、当日でも予約できるようにした。全国98都市を結ぶ、510便を検索、予約できる。
じゃらんnetは07年9月からレンタカーコーナーを設置して宿泊施設への移動手段の予約サービスを始めており、今回の高速バス予約コーナーの開設で、宿泊と併せて予約できる移動手段をさらに充実させたこととなる。
ネットエージェントでは、楽天トラベルが05年から専門会社を設立して高速バス予約サービスを行っており、現在179都市を結ぶ635便の検索予約サービスを提供する。高速バス予約分野では後発となるじゃらんnetが、宿泊予約サービスとの相乗効果をどれだけ出せるか注目される。