![](https://i2.wp.com/www.kankokeizai.com/wp-content/uploads/432809.AFP02-5.jpg?resize=320%2C320&ssl=1)
宿しごとチラシ
旅館・ホテルなどの宿泊施設に多様なサービスを展開しているお宿応援隊(石田勝己社長)はこのほど、宿泊施設に特化したシフト管理システム「宿しごと」の提供を開始した。
システムの特徴は、施設就労者自らが「働く時間」を決める点。「スタッフの就労日程を1時間単位で3カ月前などに決めることで働く側の休日希望が実現しやすく旅館ホテルスタッフの待遇改善につながる」と石田社長。
また、「短時間の就労しかできない人や不規則形態の人にも就労機会を広く創出でき、人材不足に直面する旅館ホテルにも幅広く人材の確保が可能」とアピールする。
システムはクラウド方式を採用し、管理者用と、従業員用の専用ページを設けている。管理者用ページは施設のパソコンで管理し、従業員ページは自身のスマートフォンなどからも確認できる。個々の宿泊施設が使いやすいように、すべてカスタマイズをして提供する。
使用方法はウェブ上に、一定の時間内(1時間単位)に作業のタスクを明確にした行程表を作成する。その後、就労者は就業したい時間、セクション、タスクを事前に確認し、希望する工数を予約する。
予約はスタッフの優先順位を付けずに入力するが、ブッキング(複数の希望者がある場合)が発生した場合は、支配人などの責任者により調整をして決定する。
石田社長によるとシステムを開発した理由として「施設スタッフから、就労日程が直近にならないと決まらないため予定が組めない、という数多くの声を聞いたため」と話している。
宿しごとチラシ