あわら温泉女将の会(福井県)は20日、日本酒「OKAMI no AWA」の販売を開始した。飲みやすい甘口の発泡性の日本酒で、普段日本酒になじみのない女性への浸透を図る。
今回のプロジェクトでは、同女将の会メンバーが久保田酒造(福井県坂井市)と協働で10年にわたり米作りから酒造りまで携わった。普段日本酒になじみのない女性をターゲットに、「気軽にそしておいしく、飲みやすい」商品の開発を目指し、打ち合わせや試飲、蔵元での議論を重ね、甘口の上品な味わいが特徴的なスパークリング日本酒としてOKAMI no AWAを完成させた。あわら市出身の広告ディレクター・大井佳名子氏がボトルデザインを担うなど、舌だけでなく目でもあわら温泉を感じられる商品へと仕上げた。「これまでもあわら温泉女将の会は純米吟醸酒『女将』を作り、あわら温泉に訪れたお客さまのみが楽しめる販売地限定のお酒として提供していました。今回発売するOKAMI no AWAも同様で、あわら温泉を訪れるお客さまのみが楽しめる特別なお酒です」と同市観光協会。
OKAMI no AWAは1本300ミリリットルで2千円(消費税込み)。初回製造ロット600本で、あわら温泉女将の会加盟旅館の食事処やレストランで販売する。
OKAMI no AWAボトルとタグ
あわら温泉女将の会のメンバー