【VOICE】旅行会社発!地方創生 名鉄観光サービス 商品事業本部商品開発部副部長 福井佳代

  • 2021年9月12日

福井氏

地域活性化に夢中!

 特にインバウンドの台頭で“気づき”となった「地域の魅力」。各地の魅力を把握していたものの、その発信や素材の発掘・創生に対し積極的に関わりを持って取り組めていませんでした。

 3年前に社内では、部署をまたいだ横断的なメンバーによる「地域活性化プロジェクトチーム」が結成され、全国の自治体営業を始めました。結成後は、全国の社員と勉強会を重ね、現在も地域活性化に関するスキルを磨いています。

 観光庁から公募された、昨年の「誘客多角化」事業、今年の「観光素材の磨き上げ」「高付加価値」事業など、どれも実施主体となるのはDMOや自治体の観光協会です。なんとか絡みたく、これまでに培ってきた経験やノウハウに新しい旅行スタイルを盛り込んだ提案営業を行った結果、今年度は全国で20件ほどの事業を受託し、現在はDMOや自治体とともに進めています。

 形のないものを商品化し、商売につなげることが旅行会社の得意とするところ。特に地域の「社会」「環境」「経済」の三つの観点を重視し、「持続可能な観光」を造り上げていくことに、自社のみならず名鉄グループ一体となって注力をしています。

 地域の活性化や新しい生活スタイルにおけるキーワードとして【平準化】があります。足りないところを満たし底上げすることで課題解決につながります。均すことで“密”を回避することにもなります。

 「みつけたび」という路線バスを活用した着地型旅行商品を販売しています。地域交通として重要な路線バスの維持は、どの自治体でも抱える大きな課題です。日中の閑散時間の乗車人員を増やすには、外からの誘客が必要。路線バスを活用して楽しめる観光商品で、乗車効率向上に貢献します。

 空き家の活用しかり、ナイト観光の推進しかり、コト消費やトキ消費にアイデアを出し、場所や時間など人の移動の平準化を推し進めることが、旅行会社の担う役割となりました。

 多拠点居住のニーズが高まり定住から遊動の流れが始まっています。勤務場所に縛られないワーケーションなど、暮らしや生き方に新しい価値が見出されています。【観光】は「交流人口」を増やす手段でもありますが、加えて「関係人口」も重要です。さまざまな新しいツーリズムを通じて、関わる人口を増やし、多くの町が元気になることに貢献したいです。

 現在、地元愛知県春日井市の活性化に夢中になっています。素材は「サボテン」。五感で楽しめるサボテンの魅力をアピールして、全国の皆さんが来訪される町となるよう活性化していきます。

福井氏

 
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