【VOICE】平和を考える 鹿屋市役所 農林商工部ふるさとPR課観光PR係 新牛込正輝氏

  • 2022年12月10日

新牛込氏

鹿屋ならではの教育旅行を提供

 鹿児島県鹿屋市は、鹿児島県の東側の半島、大隅半島の中央に位置しています。県都である鹿児島市とは反対側の半島で、新幹線の停車駅はなく電車もありません。そんな鹿屋市は、日本有数の農業地帯であり、畜産やカンパチの養殖、うなぎの養殖などは、全国トップクラスの農業産出額を誇ります。今年10月に鹿児島県で開催された全国和牛能力共進会では一席を獲得するなど、「和牛のふるさと」でもあります。

 鹿屋市は教育旅行の誘致に取り組んでいます。その理由は、当市は、太平洋戦争時に行われた特攻作戦の中心地であり、鹿屋基地からは908人、串良基地からは363人の日本で最も多くの特攻隊員1271人が出撃し、若く尊い命が失われた特攻最前線基地があったという歴史を持っているからです。鹿屋市には、平和学習の拠点として、鹿屋航空基地史料館があることのほか、また、戦後77年が経過しても戦争遺跡が多く残っていて、フィールドワークができることが特徴で、後世に平和の大切さ、尊さを伝えるため、平和学習の推進に取り組んでいます。

 ロシアによるウクライナ侵攻等、世の中が非常に不安定だからこそ、平和を考える機会というのは必要であり、全国の皆さまに鹿屋市に訪れていただきたいと考えています。

 また、鹿屋市は現在、兵庫県加西市、兵庫県姫路市、大分県宇佐市、熊本県錦町と五つの自治体で、「空がつなぐまち・ひとづくり推進協議会」を組織し、連携して平和ツーリズムの推進に取り組んでいます。太平洋戦争時に、海軍飛行場にゆかりのあった自治体で、当時空でつながっていた自治体が再びつながり、平和を推進しようと連携した活動を行っています。各市町、平和への想いを同時にしているので、まずは、近いところに行ってみるのも良いのではないでしょうか。

 また、大隅半島の4市5町で民泊の受け入れを実施しています。このコロナ禍で受け入れ家庭が減ってしまっているのは、全国どこも一緒ではないでしょうか。大隅半島も例外ではなく、確かに減ってきています。そんな中でも受け入れてくれる家庭は、大隅半島の大自然と各家庭の温かい思いやりで生徒たちをもてなします。各家庭では、郷土料理作りや田植え、稲刈りなどの体験活動を提供し、家族の一員として、田舎生活を満喫してもらい、子どもたちの思い出に残る修学旅行になるように努力しています。本土最南端の大隅半島での思い出に残る修学旅行を検討してみるのはいかがでしょうか。

新牛込氏

 
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