【PR特集】リクルートライフスタイル 執行役員 旅行領域担当 宮本賢一郎氏

  • 2018年9月5日

宮本賢一郎氏

地域の魅力創造、消費促進に貢献 自治体、観光団体との連携強化へ

 じゃらんnetの「遊び・体験予約」について、リクルートライフスタイル執行役員・旅行領域担当の宮本賢一郎氏に事業展開などを聞いた。

 ――はじめに「遊び・体験予約」に注力する狙いは。

 宮本 国内宿泊旅行の実施率は長期的に見ると右肩下がりになっている現状があり、日本人の旅行離れが危惧されている。一方で地域には、観光による地域活性化という課題がある。観光客の滞在時間を延ばし、地域での消費、経済効果を最大化したいという声を多くいただいている。これらの解決策の一つとして、「遊び・体験予約」サービスに注力している。

 ――「遊び・体験予約」が対象とするアクティビティのネット予約市場の現状や成長性は。

 宮本 アクティビティのネット予約のボリュームはまだまだ伸びる余地がある。現地で実施する遊び・体験を事前に予約したいと感じている観光客は多いが、実際には現地ならではの情報がなかなか見つけられない、予約することができない、といった声を聞く。遊び・体験を提供する事業者の方も、予約が電話対応だけで受け付け時間を延長することが難しく、情報発信のための広告予算にも限りがある、などの問題を抱えている。

 じゃらんnetの「遊び・体験予約」では、ウェブ上に事業者のプランを紹介するページを開設し、24時間365日、プランのPR、予約受け付けの機会を提供している。参画事業者と、利用するカスタマーを増やし、予約ボリュームを最大化していきたい。

 ――「遊び・体験予約」のサービス展開で重視している取り組みは。

 宮本 じゃらんならではの取り組みとして大事にしているのが、行政など地域との連携だ。自治体と連携してアクティビティのコンテンツを開発する勉強会などを開き、地域の事業者に参加してもらう。そこで魅力的なプランを造成し、ネット予約化し、情報発信につなげる。

 成功事例の一つには、会津若松市(福島県)との協業による大沼郡にある「霧幻峡の渡し」のプラン化がある。「霧幻峡の渡し」は、奥会津の只見川の渡し船で300年ぐらいの歴史があり、幻想的な風景が体感できる。あまり知られていないコンテンツだったが、「遊び・体験予約」に参画してもらうことで全国から誘客できるようになった。

 また、自治体や観光団体の観光情報ウェブサイト上に特設ページを設けて、じゃらんnetの「遊び・体験予約」のコンテンツの中から当該エリアのプランを連動表示させる取り組みも広げている。予約が成立すると、一定の紹介手数料を自治体や観光団体に支払う仕組みになっており、ウェブサイト運営などの自主財源獲得の一助にもなっている。

 例えば、九州観光推進機構とは2016年3月に連携を開始し、観光情報サイト「じもとたび・九州」に、「遊び・体験予約」のプラットフォームを提供している。せとうちDMOとの連携では、観光情報サイト「瀬戸内Finder」に「遊び・体験予約」が連動している。また、お茶の京都DMO(京都山城地域振興社)との協業では、ウェブサイトを作成するところから関わり、そのコンテンツにじゃらんnetの「遊び・体験予約」や宿泊予約、弊社のホットペッパーグルメの予約サービスなどを提供する形で充実を図っている。

 このような行政、観光団体との協業の取り組みは、現在、全国で20を超えており、今後も拡大していきたい。

 ――「遊び・体験予約」を利用した旅行者、参画事業者からの反響は。

 宮本 「じゃらんnet」の「遊び・体験予約」は、国内アクティビティのネット予約サイトと利用者を対象にした調査の結果、予約可能プラン数、予約可能施設数、利用率の三つが2017年、2018年と2年連続でナンバーワンとなっている。

 旅行者の口コミでは、遊び・体験の予約に際して「じゃらんnetを見なければ絶対知ることはなかっただろうプランを体験できた」など、現地に行かないと見つけられないようなプランを予約できたといった声が寄せられている。事業者からは、「参画したことで集客が数十倍に増えた」「客層を広げることができた」「口コミでお客さまの反応を知ることができ、改善につながっている」などの声が上がっている。

 果物狩りや農作物の収穫体験などのプランを提供している参画事業者の声では、ネット予約による体験プランの販売という観光の視点が農業経営に加わることで、「農家の在り方がこれから変わっていくのではないかと感じた」などの興味深い感想も寄せられている。

 ――リクルートライフスタイル旅行領域の事業展開における「遊び・体験予約」サービスの位置づけは。

 宮本 宿泊予約サービスからスタートしたじゃらんnetは、旅行情報サービスへの進化を目指してきた。宿泊予約の周辺へ、さらに旅行のプロセス全体でサービスを展開しようと、発地から着地まで、タビマエ、タビナカ、タビアトそれぞれのシーンに対応したサービスの充実に取り組んでいる。この中で「遊び・体験予約」は、タビナカの消費を促進するサービスとして力を入れている。

 また、リクルートライフスタイル旅行領域では、事業の3本柱として「需要にこたえる」「需要を創る」「地域を共に創る」を掲げている。この3本柱のもとで今期から、新たなサービスコンセプトとして「360。TRAVEL PARTNER」を打ち出した。「知る」「交わる」「創る」「伝える」「出会う」「支える」をキーワードに、じゃらんにしかできないパートナーシップによって価値の創造サイクル、出会いの創造サイクルを回し、「ニッポンに360。の観光振興を。」を標榜している。「遊び・体験予約」もこのサービスコンセプトに基づいて事業展開を強化していく。

 ――地域の関係者、事業者へのメッセージは。

 宮本 地域における観光消費額、その経済効果を考える時、1泊の宿泊だけの消費では拡大が難しい。滞在時間を延ばし、遊び・体験を組み込んでもらう必要がある。それが宿泊日数の増加につながれば理想的だが、国内観光の傾向としては、午後にその地域に入って宿泊し、翌朝チェックアウトすると、午前中にはその地域を出てしまうといった行動が多い。まずは、その地域を出るまでに何らかの遊び・体験を実施してもらえるようにしたい。

 全国には、まだ知られていない魅力がたくさんある。じゃらんnetの「遊び・体験予約」サービスを通じて、地域の魅力を掘り起こし、コンテンツ化し、ネット予約化をサポートしていく。地域、事業者の皆さまと連携してウィン・ウィンの関係を築きながら、地域の魅力創造、魅力発信に貢献していきたいと考えている。

じゃらん 遊び体験

 

 


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