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食品検査や拭き取り検査で検出された微生物を顕微鏡で確認する様子
調査から施工まで一手に
食品などの工場や製造現場の環境衛生の問題点を、科学的なエビデンス(裏付け)に基づいた改善策を提案するとともに施工までを請け負う赤門ウイレックス(名古屋市)。同社は、調査から提案、施工までを一手に引き受けるワンストップソリューション企業だ。
HACCP義務化が間近に迫る中、同社では、HACCPを効果的に運用するために、食品の安全性を確保する上で必須となる「PRP(一般的衛生管理)」の提供を最大の強みとしている。「食品工場などに30年以上提供をしているPRPの手法を、旅館・ホテルなどの宿泊施設に届けたい」と同社。
総合的なメンテナンス業務を行う点も特徴で、サービスのラインアップは(1)厨房フード・排気ダクト清掃(2)排水管洗浄(3)空調ダクトクリーニング――などを取りそろえている。
同社によると、排気設備のメンテナンス不足はダクト火災、異物混入、能力低下などにつながるという。そのなかでも特にダクト火災防止を目的として、定期的なメンテナンスを薦めている。
同社では併せて、ゴキブリやねずみなどの害虫、害獣を可能な限り薬剤を使用しないで防除するIPM(総合的有害生物管理)手法に基づいたペストコントロールも提供。最近では、吸引式捕虫器「VIC(ヴィック)」の提案も開始している。
また、同社研究室は、試験所および校正機関の能力に関する一般要求事項である「ISO/IEC17025」の認定試験所であり、食品微生物検査や環境付着微生物の拭き取り検査などを通じて、高い精度と信頼を有する検査確立に努めている。
食品検査や拭き取り検査で検出された微生物を顕微鏡で確認する様子
▷赤門ウイレックス