JTBグループの旅行販売会社25社による2月の取扱額は前年同月比4・7%増の1225億1600万円で、うち国内旅行は0・8%増の670億100万円となった。海外旅行は11・2%増の491億400万円、国際旅行は1・5%増の64億1100万円だった。
国内旅行の内訳を見ると団体旅行は3・1%増。一般団体は「官公庁・自治体」が22・5%増、「組織」が4・3%増、「提携販売」が4・0%増となった。教育団体は6・6%増だった。
企画商品は2・1%増で、うちブランド「エースJTB」は1・6%増。手配旅行を含む個人旅行全体では0・6%増となっている。
方面別の状況を首都圏発エースの取扱人員で見ると、前年を上回ったのは10・2%増の北海道、4・0%増の近畿の2方面のみ。8・1%減の中部、5・6%減の中国・四国、5・3%減の東北、沖縄などが前年を下回った。
海外旅行は、団体旅行が33・0%増。企画商品が8・8%増、FITが12・2%減だった。
訪日外国人向けパッケージツアー「サンライズツアー」の4月2日付の人員ベースでの予約状況は、3月が13・9%増。前年とイースターの時期がずれたことから好調に推移した。4~3月累計では12・5%増。先行状況は4月が0・9%減、5月が28・3%増、6月が20・7%増だった。
17年度の4~2月累計は0・7%増の1億5566億1800万円。国内旅行は1・1%減の9386億8500万円、海外旅行が3・6%増の5387億9千万円、国際旅行が4・5%増の791億4300万円となっている。