日光東照宮から歩いて5分の特別景勝地に建つ栃木県日光温泉の純和風旅館「日光千姫物語」(根本芳彦社長)。「訪れる旅人に夢のような美しい物語の1ページを」と願いを込め、日々サービスに努めている。
料理自慢の同館。夕食の月替わり懐石料理「千姫御膳」は、旬の食材を丁寧に選び、手作りにこだわったオリジナル懐石料理だ。名産の「日光湯波」や地産の野菜を使い、季節感を大切にした献立。中でも総料理長が精魂こめた特製出汁(だし)で頂く「千姫風しゃぶしゃぶ」は好評で、「出汁まで全部飲んでしまいました」というお客さまも多いとのこと。県産のブランド牛「とちぎ和牛」など、さらに吟味された食材を存分にあしらった「特選懐石膳」も好評で、宿泊が「グレードアッププラン」の場合に提供される。夕食後に1階「くらぶ九重」で開催されるピアノの生演奏が、宿泊客の思い出に彩りを加える。
リニューアルされた特別室では、窓際に腰掛けながら日光の山々と大谷川のパノラマを、時を忘れて楽しめる。室内に用意されたテーブルやイスでゆったり過ごせる。同時期に半露天風呂付き和室の一部を半露天風呂付き和風ツインへと新装。客室は12畳から15畳へと広がり、ツインベッドを設置し、室内シャワーブースも新装するなど、一般客室もさらに上質なものとなった。
浴場はサウナ付き大浴場、露天岩風呂等があり、日光の山々を眺めながら湯浴みが楽しめる。別棟の本格エステ&スパ「日光美人」では通常のエステのほかに「酵素風呂」(3700円税別)を楽しめる。「女性にやさしい宿」をうたう同館ならではだろう。
▽日光千姫物語は栃木県日光市安川町6の48。TEL0288(54)1010。http://www.senhime.co.jp/
月替わり「特選懐石膳」の一例
新しく改装された特別室